難問

お待たせしました(と言っても、待っていた人が何人いるのやら)、ようやく長江サイドカーの整備がスタートです。
ちなみに、ここにはオイルとグリスとホコリで汚れた写真ばかりです。一部の趣味人以外は眺めてもちっとも面白くないと思います、ハイ。
 
 
イメージ 1
側車フレームの取り付け部分にジャッキをセットし、タイヤが3cmほど浮き上がるくらいの高さにまで持ち上げます。
資金に余裕があるのでしたらウマ(ジャッキスタンド)を使えば確実です。
この時、必ず当て木をしましょう。しないとフレームに傷がついて塗装が剥げ、悲惨なことに。
 
 
イメージ 2
続いて後輪車軸を抜き出します。
車軸先端には小さな穴が開いており、ここに適当な太さの鉄の棒を入れて左右に小刻みにコジりながら引っ張るとスッと抜けます。
……それにしても汚いマフラーだ。
 
 
イメージ 3
後輪を外すと同時にブレーキも取り外します。
ブレーキシューはそれほど減ってないですし、バネもへたってないので再利用も問題無さそうです。
と、ここまでは良かったのですが…
 
 
イメージ 5
シャフトのジョイントカバーを動かしたいのですが、押さえてあるゴムカバー(白の矢印)がキツくて全然動かない。
見た感じ、あまり重要とは思えない部品なので、これはニッパーとペンチでぶった斬ります。
 
 
イメージ 7
切断して取り外したゴムカバー(32番)
若干硬化&ヒビ割れをしていたし、これは無くてもいいだろう。
 
 
イメージ 4
左側が前方、右側が後方です。
カバーを前にずらして現れたジョイント部。で、ここで困った。
これってどうやれば抜けるんですかね?
手前に見える、割りピンで固定されたナットを緩めればいいのでしょうか。
 
イメージ 6
パーツリストだとこんな感じ。
49番と50番が割りピンと固定用ナット、48番が留めネジです。
 
そして、この辺で怖気づいて作業は途中終了しましたとさ(笑)。