側車用ブレーキ 完了編

前回の日記の続きです。

さて、側車ブレーキのワイヤーの処理なのですが、これがちょっと手間です。
なぜならブレーキパネルにあるタイコと繋がる部分(カム)でワイヤーの張り調整ができないのです。


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この指で指している金具(カム)。
ナットを緩めれば左右に動かせそうですが、緩めても動かすことができなかった。
もしかしたら動かす良い方法があるのかもしれないが……。


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このカムの手前にあるアジャスターらしきも物体も調整には役立たない。


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こうなっては仕方がないので、アウターをタイラップで強引に締め上げて、ワイヤーそのものに大きなテンションをかけます。
タイラップで締める場所は、まずドライブシャフトの付け根近く。


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次は船のフレームの取り付け部近く。


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そして最後は側車輪のスイングアーム後ろの部分です。
この3ヶ所でアウターを締めて、側車ブレーキの効き具合を確かめます(船をジャッキアップし、側車輪を手で回してブレーキペダルを踏み込む)。

…結果、回転していたホイールがギューという音と共に止まりました。
どうにかブレーキとしての機能はあるみたいだ。だけどフレームがタイラップまみれ。

あとは実際に走行して確認をしないとな。



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前回の日記で書き忘れましたが、リアブレーキのカムも専用品に交換します。
今までのカムよりも大きくなっています。