かなり適当な来年の抱負

以前書いた日記から2ヶ月弱……皆さんどうもお久しぶりです。仕事が忙しくて更新をすっかりサボってしまいした。読者の皆様申し訳ない。しげーは札幌の片隅で雪に埋もれつつも何とか生きています。
さて、早いもので明日は大晦日。そして2014年の元旦を迎えるとまた一つ歳を取るのかと考えると、若干メランコリーな気分にもなります。

で、突然ですが長江サイドカーのこれからのことについて少し語ってみたいと思います。
実は、ですねぇ…来年の春頃に向けて心の中で計画していることがあります。それは『長江の全塗装』『フロントブレーキのドラム化』


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まず全塗装についてですが、最近になってこう思うようになってきたのですよ。「この長江のジャーマングレーは、本物のジャーマングレー(といっても海外の軍事博物館で現物を見たわけではないが)と比較すると少し明るすぎやしないか?」と。
ブログ上のデジカメ画像だとわかりにくいのですが、実際にタミヤカラーなどを手にとって車体と見比べてみるとやはり少し明るい(タミヤのプラモ風に例えると、ジャーマングレー90%にフラットホワイトを10%ほど足したような色具合)。海外サイトにアップされているR75やKS750のオーナー達の車体を見ても、自分の長江よりももうちょっと色が暗いのだ。
それっぽいミリタリーチックな雰囲気を漂わせるためにも、色はもう少し濃く&暗くしたい。


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それと5月に側車用ブレーキを搭載する時に、船の前方上面に白い小さなブツブツがいくつか発生しているのを見つけてしまった。上の画像で親指と人差し指の間にあるのがそれだ。
爪で軽くこするとカリッ、ポロッという感じで取れるので、酷いサビというものでもなさそうなのだが妙に気になる。しかも塗装の下から発生しているみたいなので側車の地金がどのような状況なのかも知りたくなった。

勿論、やるからには全バラ&総剥離してコンプレッサーとスプレーガンと2液ウレタン塗料を揃えてやる……つもりです(金は無いけどね)。



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フロントのドラムブレーキ化については以前から薄々考えてはいたのですが、今年何度か参加したクラシックカーイベントで見学者から「あれ?かなり古いバイクなのに前輪はディスクブレーキを装着してるの?」と多数の声を頂いたことから「あー、やっぱり古い車体にディスクはちょっとちぐはぐだよなぁ」と思うに至りました。
たしかにブレーキの効き具合からするとディスクが良いとは聞くのですが、実は外見以外にも問題があります。それはこの長江の前輪ホイールはブレーキディスクをセットするためにホイール右側にブラケットが溶接されており、後輪や側車輪のホイールとの互換性が潰されているのです。これはどういうことかというと「タイヤのローテーションが不可能」という結論に達します。

サイドカーは3つのタイヤの内、蹴り足である後輪の摩耗が一番早いので、タイヤの溝を満遍なく保たせる工夫として前輪を後輪に、後輪を側車輪に、側車輪を前輪に、と定期的に順繰りで交換するタイヤローテーションという維持作業があります。それが自分の長江だと前輪の加工されたホイールが邪魔をしてできないんですよね…。
それにもしこの前輪が釘などを踏んでパンクした場合、後輪や側車輪みたいに現場で予備タイヤへの交換もできないので「はいそれまでよ~」となります。

ブレーキは生命に関わる一番重要な保安部品ですので、変更するとなると陸運の審査を受けてパスしなくてはなりません(オリジナルの長江はドラムなので多分可能だとは思いますが…)。ネット上で探すとバイクのドラムブレーキをディスクに改造する例はかなり多いのですが、逆は全く見かけません(そりゃそうだ)。
きちんとできるかどうかは少々心配です。



それでは皆さん良いお年を。