奔別アートプロジェクト、そしてトラブル

遅ればせながら先週の報告を。

13日(日)に住友赤平炭鉱の一般公開へ行こうかと考えていたが、生憎の雨により行けず(札幌周辺はずっと大雨だった)。翌日14日(月)は曇りというイマイチな天気だったものの、貴重な連休なので奔別のアートプロジェクトへ行ってきました。


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9月末の室蘭のクラシックカーイベント以降半月ぶりのツーリング。11時40分頃に出発をした。
奔別へのルートは昨年と同じ。札幌を出発して国道275号線当別・月形と抜け、途中で石狩川を渡り三笠へと進む。

当別町のセルフスタンドでレギュラー16.34L(154.8円/L)を給油。


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13時25分。道の駅三笠で一息入れる。
そしてボートトレーラーを牽引していたオジサン(原付コレクターだった)に声をかけられ、しばしのバイク談義となる。


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14時丁度に三笠市幾春別の住友奔別炭鉱跡に到着。
しかし太陽が顔を出さないのであまりパッとしない色具合だ。


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昨年と違い立坑櫓にはやたらとカラスが群れていた。
赤錆の浮いた剥き出しの鉄骨と合わさり、ホラー映画さながらの何とも言えない禍々しさがにじみ出ている…ような気がする。


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メイン会場となるホッパー。
残念なことに周辺の木々の紅葉はまだ始まっていなかった。


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駐車場脇の受付で入場記帳を済ませた後、まずは揺れる足場を登ってホッパー上部へと入る。
内部の小部屋にあった作品。手を叩いくなどをして音を出すと光るものだ。


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これは作品ではないが、ホッパーの屋根が崩れ落ちた部分から差し込む光と緑が綺麗だった。


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立坑遠景
そういえば今年はイトトンボの大群はいなかったな。


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ホッパー下部の入り口にあった作品。


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柱にかかっていた看板。


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奔別炭鉱の坑内図や配置図を使った作品。


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出口側の扉。


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屋外展示の石炭と手ぬぐいと白い壁。


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この足場を登ってホッパー上部を見学するだけでも価値があると思う。
一通り作品を眺めた後、15時10分頃に奔別を後にした。


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帰りは三笠から岩見沢へ抜けて江別、札幌というルートでのんびりと走っていたのだが、ここで突然のトラブルが発生。


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岩見沢の市街地を抜けて上幌向駅の近くで信号に引っかかり、停車後に発進して加速しようとすると急に後輪側が揺れだし、同時にギューギューという異音が発生。
左車線にいたのですぐにそばにあった駐車場へ入り、後輪を見るとパンクしていた。長江サイドカーを入手してはや8年、ついにバイクの王道トラブル『パンク』を初体験である(そしてなぜだか笑いがこみ上げてきた)。

すぐにジャッキアップをしてタイヤ交換を開始。


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後輪を外して原因を探すと……あった、この銀色の物体が刺さったからか。



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ペンチで強引に引き抜くとそれはステンレス製のスクリュー釘だった。……困るんだよねぇ、こういうのを道路に捨てたりすると…。
今回は常に工具と予備タイヤを側車に積んでいる長江サイドカーだから良かったものの、これが普通のバイクだったら自走不能JAFのお世話になるのは確実だ。



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その後はサクッとタイヤを交換し、気を取り直して走行を再開。
無事に帰ることができました。

さて、あともう少しで札幌近郊にも雪が降ってきそうな気配がするが、あと何回サイドカーに乗れるだろうか。