初手で躓いた赤平行き

今日は待ちに待った旧住友赤平炭鉱の開放日。
昨日の悪天候から打って変わって、ちょっと風はあるものの、気持ちのよい晴天です。
朝6時に起きて身支度を整え、いそいそと車庫に向かって愛車とご対面。
 
よし、今日もよろしく頼むぞ!
 
 
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7時30分。先日のシャフトカバーの嵌め合いを確認し、エンジンをかけて走りだす。
いざ赤平へ……と、30mも走らないうちに後輪からカラカラカラカラとあのイヤな音が。サイドカーを止めて見てみると、なんとカバーが外れている。あれほどギチギチにきつく締めたというのに、何故?
 
その後、何度か「締める→走る→緩んでカラカラと異音」というのを繰り返して原因がはっきりした。
その原因とはホイールのスポークの根本がシャフトカバーに擦れ、そのためシャフトカバーのネジが緩められて外れるというものでした(装着した予備ホイールの工作精度が甘いというのもあるだろうな)。
 
この原因を解決する手段はただ一つ、スポークとカバーのクリアランスを確保するために「削る」しかない。
 
 
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この緊急事態を解決するにはコイツの力が必要だ
 
 
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サンダーでスポークの根本とカバーが触れる場所を一気呵成に削って削って削りまくる……が、削りすぎて細長い穴が開いてしまった。しかし、これぐらい削らなければカバーが外れて異音がしてしまう。勿論、高速回転して触れるスポークにも良くない。
 
ジャッキアップしてのホイール着脱4回、カバーとスポークの当たりを見るための試走3回。結局、この一連の作業を終わらせるのに2時間半近くかかってしまった……あーあ。
とりあえず、この加工をしてからは異音やカバーの脱落はなくなりました。
 
10時15分、気を取り直して赤平に向けて出発。
 
 
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平均時速65km前後でトコトコと石狩平野を北上する。
今回のルートは、あいの里から石狩川を渡り、当別~月形~浦臼新十津川国道275号線を走り、滝川をかすめて赤平へと抜ける。
並行する国道12号線と比べてこちらは信号が少ないのでとても走りやすい。ただし殆どの区間で片側一車線&追い越し禁止なので、バスや工事車両などの遅い車がいるとストレスが溜まりますが…。
 
10時50分。ホクレン当別SSで13リットルを給油。
 
 
 
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11時40分、道の駅鶴沼に到着。ここで15分ほど休憩。
3連休の中日だからか駐車場はほぼ満車。ここでも長江は人気者で、何人かに色々と質問を受ける。
一般人に対するサイドカーの吸引力、インパクトに改めて驚く。
 
 
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12時30分頃になんとか旧住友赤平炭鉱に到着。
天気は晴れたり曇ったり。昨日みたいに雨が降らないだけマシか。
 
 
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駐車場の脇には恒例の石炭ストーブ。
ストーブに挟まれた鉄バケツの中には石炭(というか粉炭)がぎっしり入っています。
 
 
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ストーブの横に鎮座する炭塊。
この石炭を爪で引っ掻いてみると簡単にホロホロと崩れる。まるでホームセンターで売られている木炭並の柔らかさだ。
閉山前に坑内から掘り出した石炭とも思えないし……露天掘り炭鉱で採掘された石炭だろうか?
 
 
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残り時間も少ないことだし、まずは駐車場横にある更衣室兼坑口浴場から入ってみるとするか。
 
続きます