組み立て

前回から1か月が経過しましたが、作業の続きです。全体的にとてーも地味な作業と画像が続きます。

ちなみに組み立て作業はお盆期間中にできませんでした(というか8月末にようやく組み立てに入れた)。
そして季節はもう秋。9月だ…どうしよう。


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日を改めて船に塗装を施す。
刷毛は幅5センチのを使ったのだが7センチのがやり易いかもしれない。


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内側にも塗る。
ただしシート裏側のトランクは普段目にする部分ではないので雑ですが…。


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めっきパーツなどはマスキングテープで養生をした後、ミッチャクロンを満遍なく吹いてから塗装。
長江はめっきパーツが多いから大変。


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本車と側車のフレームを繋ぎ、心臓であるエンジンを載せます。
ちなみに載せる前にはパーツクリーナーとウェスで、オイルパンやシリンダーにこびり付いた汚れを落としています。ただでさえエンジン周辺は狭くてとても手を入れにくい場所なので、こういう時くらいしか綺麗にしてやれません。


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本車フレームの下にコンクリブロックと木の板を置き(オイルパンへの傷防止)、エンジンとの間にまた別の木の板を渡して持ち上げながら少しづつにじり寄らせます。


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30分ほど悪戦苦闘をするも、どうにか搭載完了。
しかし少々無理をしてはめ込んだため、フレーム上部の塗装にキズが付いてしまった。
自分以外にもう一人いればすんなりいくんですけどねぇ……。


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反対側から見るとこんな感じ。


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次はミッションを載せます。これがまた重いんだ…。
しかもエンジン後部とリアフェンダーを支えるフレームとの狭い空間に載せる訳だからかなりの手間。


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塗装に傷を付けないよう細心の注意を払いながらミッションを……と作業していたが、キックペダルがフレームにぶつかって塗装が小さく剥がれた。泣きたい。
上の画像ではクラッチレリーズレバーが不用意に倒れるのを防ぐために針金で軽く固定をしています。こうすることによってスプラインへはめ込む際にいちいち気が散らなくて済みます(笑)。


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……で、ミッションを載せるときに注意事項があります。
ミッション側のスプラインの中心から生えている細い鉄の棒(これがクラッチ板を押し出す)がありますが…


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クラッチ側のスプライン中央奥に見える、小さな四角い穴へはめ込まないといけません。
これがもうすごく面倒で面倒で……。左手で重たいミッションを抱えて右手の親指と人差し指で鉄棒をつまみながら先端を穴へ誘導しつつ両方のスプラインの噛み合わせを微調整しなくてはならない、という超器用な作業を要求される。
きっちりとはまるまで30分近くかかったので、最後には腕が攣るかと思ったよ…。


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マフラーにはスプレー式の耐熱塗料を塗ります。
これは工具専門店のストレートで購入(たしか値段は1000円くらいで他店よりも安かった)。
ちなみに耐熱塗料には塗装後に加熱して塗料を硬化させるものと、自然乾燥で硬化させるものという二種類が存在します。ストレートのは後者です。


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改めて見てみるときったないマフラーだなぁ。
とりあえずサビやほこり、油汚れを落としたら……


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薄く何度も繰り返しながら吹きます。
ふと思ったのだが、これはめっきマフラーなのでミッチャクロンを塗った方がよかったのだろうか?


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前輪・後輪・側車輪のフェンダー内側にはサビ防止と傷防止のためにソフト99のアンダーコートを吹き付ける。
これは黒色の泡みたいなスプレーで、乾燥するとゴム以上プラスチック未満の硬さへと硬化し、フェンダー内を小石や砂粒、融雪剤から守ることができるのだという。
本当はノックスドールが欲しかったけれどちょっと高くて…。


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電装系にも手を入れます。
これはミッション後部に装着されるダイオードボードとスターターリレー。
入手時から思っていたのだが、剥き出しになっているオリジナルの白い8極カプラーがとても不細工なのでこれを外し、平型端子での接続に変更します。


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適当なベニヤ板に古いハーネスをガムテープで貼り付け、箱に乗せた新品の長江用ハーネス(2年前にタオバオから購入)と見比べながら配線の取り回しを考える。


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ヘッドライト内部も以前はゴチャゴチャとして汚かったので、それを反省してすっきりした配線にする。
なお、タグの代わりにマスキングテープを使っています。これだとビニールテープやガムテープと違って取った後に糊が残らないのでお勧めです。


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色々と悩みながら作業は続く。


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そういえば後輪のデフからオイルが漏れ気味だったのを思い出した。
せっかくの機会なのでガスケットを交換する。


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全体のバランスを見るためにタイヤを取り付けてみる。
完成まであともう少し…ようやく頂上が見えてきた。