ウレタン塗装開始

サビ止め塗料を塗装後、ついにウレタン塗装を始めます。
これが人生初のウレタン塗装でしたが、意外となんとかなるものです。30度を超える炎天下で日に焼けながら作業をしました。

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ウレタン塗装の前作業として、表面に付着しているであろう脂分を落とすためにシリコンオフで除去しようとしたのですが……


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ウギャー!! シリコンオフを含ませたウェスで拭いたら矢印部分のサビテクトがジワジワと溶けました。
仕方ないので空拭きで軽く汚れを落とす程度で済ませる。
もし脂分でウレタンが弾かれたら、そうなってから改めて考えよう(楽天的な思考)。


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4ヶ月前に購入した2液式ウレタン塗料。購入後は冷暗所に保管していたので特に劣化などはしていませんでした。
使用時の比率は4(塗料):1(硬化剤):1(専用シンナー)となっています。
手前にあるのは100円ショップのダイソーで購入したハケとブリキ容器。ホームセンターで同一品を買うよりもずっと安いのでオススメ。


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塗料缶から注ぐときのポイントとして、2枚のマスキングテープをV字型に貼って簡易注ぎ口を作ると容器に移すのが楽で手も汚れません。
ちなみにこのアイディアは別冊オールドタイマーNo.4の12Pを参考にしました。
あ、それと開封前に缶を上下左右に激しく振って中身を撹拌しておくのを忘れずに。


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…で、塗料はいいとして硬化剤と専用シンナーを注ぐとき、床に少々ぶちまけてしまった。硬化剤は高いからもったいねー。


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という訳で、こういう場合にはリング状のベロを装着して注ぐ。
ホームセンターの塗料コーナーで一個30円くらいで売られています。


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塗料と硬化剤とシンナーを混ぜたら、後はひたすら黙々と塗るだけ。
しかもかなりサラサラなので結構タレやすいが、とにかく時間との勝負。それとこの塗料は艶消し剤が多量に含まれているので、割りばしなどで2~3分に一回は底からかき混ぜたほうがいいです。
硬化剤投入後の使用可能時間は気温20度の場合で約8時間前後。それよりも暑いと短くなり、寒いと長くなります。ただし個人的には3時間くらいを目安に使い切るようにしています(時間ギリギリまで使おうとすると、硬化反応が進んでねばりが出てしまう)。
4:1:1の比率だと400g・100g・100gで混ぜて計600gのウレタン塗料ができるので、ハケ塗りでちょうど使いやすい量になります。


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ハケでの塗り方はタカラ塗料内の解説ページでも細かく触れられていますが、最初はかすれたりムラになったりしても構わないので、とりあえず必要な箇所にガンガン塗ってしまいます。そして指で触れるまで表面が乾燥する15~20分後に、もう一度全体を重ね塗りしてムラを潰していきます。


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遠目から見ると結構いい感じです。だが近くで目を凝らして見ると……?


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ついでに予定にはなかったが船にも塗ってしまおう。だが途中で塗料が無くなり、あえなく時間切れに。
塗装に使ったハケは使い捨てにしてます。ラッカー専用薄め液を使えば洗えるが、洗浄後の廃液処理が面倒なので。


せめてお盆までには塗り終えて組み立てに入りたいなぁ…。