美唄 偶然の出会いから
それは昨年10月の事だった。
住友赤平炭鉱の一般開放へ行くために、途中にある道の駅つるぬまで休憩をしている時に後ろから突然声をかけられた。
「珍しいバイクにお乗りですね。今年のイベントは既に終わってしまったのですが、もしよろしければ来年開催する同イベントには是非参加をしてもらいたい」
その声をかけてきた人は「空知オールドボーイカークラブ」というグループのスタッフの方だった。
綺麗な秋晴れの青空となったこの日は自分と姉、義兄、姪っ子の4人(義兄は軽自動車で随伴)で参加してきました。
朝7時半過ぎに札幌を出発してのんびりと走り、9時頃に現地へ到着。
会場に到着後、運営スタッフの方から「このサイドカーは一番目立つところに置こう」と言われ、入り口の脇に置くことになった我が愛車。完全な衆人環視となる。
日産車マニアが見たら狂喜乱舞するんじゃないかな。
それほど広くはない展示会場ですが、そのような中に「これでもか!」と言わんばかりに名車・珍車・高級車がところ狭しと110台近くが並んだ。普通のクラシックカーイベントとは少し空気が違う気がする。
15台近くが集まったケーターハム。だがこんなにもあると何だか有り難みが薄れるような……。
黄色のナンバープレートを見ての通り、軽自動車登録なので維持費が安くつく。
他に光岡のゼロワンもいた。
ルノー8ゴルディーニとアルピーヌA110の強烈なコラボ。
手前のには15万円の値札が付けられていた。値段から考えると買えばよかっただろうか?
三菱ミニカとスズキジムニー(初代)
オーナー曰く、ジムニーはレストア作業が完了したばかりでの参加だという。
とにかく高そうな車たち。
積載車に載せられて会場入りした車。最初は何の車かわからなかったが、家に帰ってから調べてみるとフォードGT40という、この手の世界では特に有名な車なのだという。
腹に響くエンジン音と排気音はとにかく迫力があった。
両方のドアを全開にしたデロリアン。
鈍い光を放つボディは総ステンレス製。
メルセデス・ベンツ 190eエボリューションII
横に並んだヨタ8とのギャップがすごい。この車を現行車種で例えるならベンツ版ランエボみたいなものか。
ボルボのクーペ(名前失念)。
とても綺麗な車でした。
皆さんお待ちかねの滑走路走行会。紺色のフェラーリが軽やかに疾走する。
600mほどの短い距離だが、ある程度はアクセル全開で走ることができる(ただしホイルスピンやドリフト走行など路面にタイヤ跡が残るような行為は厳禁)。
勿論自分も長江で走りました…遅かったけれど。
会場全景
自分たちはお昼頃に会場を後にしたのですが、その後もイベントは大盛況だったようです。
連絡
一応昼の12時くらいまでは会場にいると思いますが、間近で長江サイドカーを見たい人は是非どうぞ。