美唄 偶然の出会いから


それは昨年10月の事だった。

住友赤平炭鉱の一般開放へ行くために、途中にある道の駅つるぬまで休憩をしている時に後ろから突然声をかけられた。
「珍しいバイクにお乗りですね。今年のイベントは既に終わってしまったのですが、もしよろしければ来年開催する同イベントには是非参加をしてもらいたい」
その声をかけてきた人は「空知オールドボーイカークラブ」というグループのスタッフの方だった。

それから1年が過ぎ、その約束を果たすために22日の日曜日に美唄市農道飛行場(スカイポート美唄で開催された「空知オールドボーイカークラブの集い」というイベントに参加してきました。


綺麗な秋晴れの青空となったこの日は自分と姉、義兄、姪っ子の4人(義兄は軽自動車で随伴)で参加してきました。
朝7時半過ぎに札幌を出発してのんびりと走り、9時頃に現地へ到着。


イメージ 1
会場に到着後、運営スタッフの方から「このサイドカーは一番目立つところに置こう」と言われ、入り口の脇に置くことになった我が愛車。完全な衆人環視となる。


イメージ 2
会場に長江を置いた後、お菓子やジュースなどを買うために義兄の車に乗って美唄市内のコンビニで買い物をする。そして飛行場に戻る際、国道12号線茶志内付近をスカイライン軍団が列をなして走っていた。
日産車マニアが見たら狂喜乱舞するんじゃないかな。


イメージ 11
それほど広くはない展示会場ですが、そのような中に「これでもか!」と言わんばかりに名車・珍車・高級車がところ狭しと110台近くが並んだ。普通のクラシックカーイベントとは少し空気が違う気がする。


イメージ 10
映画で有名なデロリアンも参加。
いすゞ ピアッツァではない。


イメージ 12
15台近くが集まったケーターハム。だがこんなにもあると何だか有り難みが薄れるような……。


イメージ 13
それらの中にとても珍しいのが1台あった。それはカプチーノのエンジンを積んだFC4フレイザー(左の車)。
黄色のナンバープレートを見ての通り、軽自動車登録なので維持費が安くつく。
他に光岡のゼロワンもいた。


イメージ 14
スカイラインハコスカも大量に展示。


イメージ 15
ルノー8ゴルディーニとアルピーヌA110の強烈なコラボ。


イメージ 16
富士重工のラビットと同時期に販売されていた三菱のスクーター シルバーピジョン
手前のには15万円の値札が付けられていた。値段から考えると買えばよかっただろうか?


イメージ 17
三菱ミニカとスズキジムニー(初代)
オーナー曰く、ジムニーはレストア作業が完了したばかりでの参加だという。


イメージ 3
とにかく高そうな車たち。
30年以上生きてきたがフェラーリやポルシェはまだしも、ランボルギーニなんて生で初めて見た。とにかく平べったい。


イメージ 4
積載車に載せられて会場入りした車。最初は何の車かわからなかったが、家に帰ってから調べてみるとフォードGT40という、この手の世界では特に有名な車なのだという。
腹に響くエンジン音と排気音はとにかく迫力があった。


イメージ 5
両方のドアを全開にしたデロリアン
鈍い光を放つボディは総ステンレス製。


イメージ 6
メルセデス・ベンツ 190eエボリューションII
横に並んだヨタ8とのギャップがすごい。この車を現行車種で例えるならベンツ版ランエボみたいなものか。


イメージ 7
ボルボのクーペ(名前失念)。
とても綺麗な車でした。



イメージ 8
皆さんお待ちかねの滑走路走行会。紺色のフェラーリが軽やかに疾走する。
600mほどの短い距離だが、ある程度はアクセル全開で走ることができる(ただしホイルスピンやドリフト走行など路面にタイヤ跡が残るような行為は厳禁)。

勿論自分も長江で走りました…遅かったけれど。



イメージ 9
会場全景
自分たちはお昼頃に会場を後にしたのですが、その後もイベントは大盛況だったようです。



連絡
9月29日(日)に室蘭市のフェリー埠頭で開催されるクラシックカーイベント【室蘭クラシックカーコレクション】に参加します。
一応昼の12時くらいまでは会場にいると思いますが、間近で長江サイドカーを見たい人は是非どうぞ。