行ってきました第10回小樽クラシックカー博覧会

気がついたらもう9月も中旬……今年も残り3ヶ月ほどになってしまいましたね。
どうも皆さんお久しぶりです。それとブログの更新をサボってすみません。

さて、最近の北海道は1周間の内3日間晴れて4日間雨が降る、というぐらいに雨だらけな異常気象が続いております。勢力を保ったままの台風が連続で直撃するわ集中豪雨で大規模な土砂崩れと洪水がセットで発生するわ雨の降り過ぎで畑の野菜が収穫できずに片っ端から腐るわと、特に道東と道北はエラい事になっています。
もう本当にどうにかしてくれんか。


…で、2週間も遅れてしまいましたが小樽クラシックカー博覧会の日記です。

7月末に参加した滝川以来約一ヶ月ぶりのイベント参加。週間予報で小樽方面の天気を調べると当日は「晴れ」の予報が出て安心していたのだが、開催四日前になると突然「曇り/雨」となっていた。
えっ? ……お、おい、ちょっと待ってくれ。マジで雨なの? また日曜日だけを狙い撃つかのように降るのか? 嘘だろ?

ところが土曜日になるとまた天気予報が「晴れ」へと変わった。うーん、まだ予断を許さないがこの「晴れ」という予報を素直に信じても良いのだろうか? 恐らく日本列島周辺にある台風や前線の動きがあまりにも異常すぎて、きちんとした予測を立てづらいのは理解できるが……。
「晴れ」という好ましい予報が出てはいるが、半信半疑で当日を迎えることとなった。


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8月28日(日)
朝6時に起床。早速カーテンを開けて窓から外を見てみると……おっ、札幌上空は綺麗に晴れている。ネットで気象情報を確認しても道央圏は晴れの予報で、今日は雨の心配は無さそうだ。

7時半に自宅を出発。交通量も少なく車がスムーズに流れている国道5号を、長江は小樽に向けてひた走る。
途中、桂岡のコンビニ駐車場で15分ほどエンジンを休ませたが、その休憩中に参加車と思われる多くの旧車がコンビニ前を通過していった。否応にもテンションが上がってくるのがわかる。


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そうこうしている間に、会場である小樽市総合博物館に到着。8:48 AM
昨年と比べると10分ほど遅い到着となったが、参加車両用ゲートの前には既に30台以上が入場待ちで長蛇の列。どうやらスタッフが一台づつ撮影をしながら入場させているので、結構時間がかかっているみたいだ。
この状況でエンジンをかけっぱなしだとすぐに熱でオーバーヒートしてしまうので、エンジンを切って手で押しながら列待機をした。


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15分ほどかかってようやく会場内に入場。ゲートから70mほどの通路を走る姿をスタッフに動画撮影されるのは少々恥ずかしかったが……。
さて、肝心の展示場所はというと、今回は昨年と変わって博物館建物のそば。機関車庫を前に見据える日陰なのでとても過ごしやすいです。今日はのんびりできそうだ。


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このイベントの恒例ともいえる、茨城在住の小嶋氏が所有するボンネットバスの無料体験乗車。今回はなんと2台も参加しています。緑色の国鉄カラーは昨年も来ていましたが、もう一台はオレンジ色をした新顔です。
フェリーに載せて本州から北海道へ運ぶだけでもかなり費用がかかるだろうに(今は夏の繁忙期なので特に運賃が高い)……イベントを盛り上げるためとはいえ、本当に頭が下がります。


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緑色のと同じいすゞ製のボンネットバス。ただしグリル、フロントフェンダー、ライトの形状が違います。


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フロントガラス上部の方向幕に燦然と輝く冬 将 軍の三文字。
このむせ返るほどに濃厚な昭和的センスには、小生もシャッポを脱ぐしかありませんなぁ(死語)。


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参加費の支払い&実行委員による開会式も済んで、お客さんがチラホラと入場してまいりました。
自分も会場内を適当にブラついてみます。

今回のイベント参加台数は全部で130台前後らしく、会場内は旧車でギュウギュウ詰めの様相。博物館の屋外展示場のキャパシティを考えるとそろそろパンクしそうだな。


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会場全体を見ると1970~80年代の車が元気な印象でした。
特に80年代の車はネオクラ(ネオクラシック)と呼ばれ、これから参加が大きく増えそうな予感がします。


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まるで昭和の中古車屋のような雰囲気が漂う360軽とその周辺。


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それら360軽の中に全く違和感なく溶け込んでいたフィアット500。
車体色は黄色、そしてルーフには荷物を満載させてのカリオストロ仕様です。


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書かれたオーナーコメントも洒落が効いています。
車内の灰皿も吸い殻が大盛りとなって異様に芸が細かい。


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博物館出入り口から中心部の遠景。


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オート三輪は3台がエントリー。手前の2台がマツダT1500、一番奥はダイハツ ミゼットMP。
黄色のT1500は荷台にすっぽりとはまる自作キャンパーを載せてキャンピングカー仕様にしてあり、オーナーのセンスが光る一品。


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博物館付属の駐車場はイベント開催直後から混雑し、正午になると駐車待ちの車が常時30~50台近く並ぶ状況に。ここはそれなりの広さがある駐車場ですが、出て行く車よりも入ってくる車の方が圧倒的に多いからねぇ……。


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そして屋外展示場と駐車場を隔てる鉄柵の陰に、人知れずひっそりと隠れるようにたたずむいすゞの除雪仕様ボンネットトラック。これは昨年見かけてからからずっーと気になっていたんだよ。
博物館の所有車両(?)だとは思うが、車体全体にサビが浮いて雑草が何重にも絡まり、長期間動かされずに放置されているみたいだ。
そのうちこのトラックも展示される日が来るのだろうか?


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バイクは自分の長江サイドカーを含めて合計6台がエントリー(うち2台はオフ車なのでオフロードコーナーに別れて展示)。上画像では手前からノートンコマンド750、BMW R100 & ワトソニアサイドカー、スズキ(車種失念)、CJ750 長江サイドカーとなっています。
ちなみにBMW R100サイドカーノートンコマンドは同じオーナーさんの所有で、サイドカー談義で盛り上がりました。
それとワトソニアンの船は間近で初めて見たけれど、趣があって格好良いなぁ…。


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今年の当イベントのテーマは「オフロード」。林道や砂利道が似合いそうな車が多数展示されました。車種としては旧ジムニー(ジムトラSJ40含む)、三菱ジープ、ランクルが殆どを占めていましたが、その中に目を引くものがありました。


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シュタイヤー・プフ ハフリンガー 700AP
道内のクラシックカーイベントでは常連のハフリンガーですが、オーナさんから話を聞くと本日は積載車ではなく、自宅のある恵庭から夫婦揃って2時間ほど自走(!)をして会場入りしたのだという。スピードが遅く(出ても50~60km前後)音がうるさくて窮屈だけど何とか頑張って小樽まで来ました、とのこと。

あぁ、その気持ちはとても理解できます。なにせ自分の愛車である長江サイドカーも(以下略


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三菱ジー
1960(昭和35)年製ですがハンドル位置は左、グリル上端にはジープのライセンス元である米ウイリス社のエンボスが刻まれています。ボディは自衛隊から払い下げられたものに載せ替えてピカピカにフルレストアした個体らしく、しかも静岡のシングルナンバー付です。
今となってはとても貴重なゲタ山タイヤ(※)が眩しい一台。


※ 1990年代中頃まではごく普通に流通していたジープ向けのゲタ山タイヤ(ラグタイヤ)ですが、自衛隊が三菱73式ジープの運用を廃止して新型の三菱73式パジェロへと更新されたため、2000年代に入ると国内のゲタ山タイヤ需要が一気に消滅(得意先の大部分が自衛隊のため)、それにより各タイヤメーカーはゲタ山タイヤを廃版にしました。なので今ではジープの生まれ故郷であるアメリカで作られているものを個人/四駆系ショップが輸入をするしか手段がありません。
調べたところ、現在のアメリカ産ゲタ山タイヤの国内販売価格は1本が約2万円前後。車体後部に搭載する予備タイヤも含めると、5本合計で軽く10万円が吹き飛ぶ計算だ……。


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せっかくなのでボンネットバスの体験乗車をしてみよう。
緑色のバスには昨年乗ったので……


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今回はオレンジ色の冬将軍号に乗りました。
エンジンが始動すると同時にグオォォグオォォグオォォォォーーーッ!!! と耳をつんざかんとするくらいに豪快なディーゼルサウンドに脳天を揺さぶられつつ、博物館の周囲約3kmの体験乗車。
無料で非日常をたっぷりと味わえるのでオススメです。


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多数のギャラリーが見守る中での農発の運転。白煙を出しながらシュッポシュッポと元気よく回っていました。
自分も農発が欲しくなってきましたぞ…。


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午前中は快適で涼しい日陰だったこの場所も、午後以降は直射日光でジリジリと炙られるようになりました。うっ……暑い。

しかし昼下がりになると子供連れの見物客が多数来場。そのちびっ子達を船に乗せるサービスをして世間に対する長江サイドカーの認知度向上に務めた(実はお隣さんのBMWが「ご自由にお乗り下さい」とやっていたので自分も真似ただけですが…)。


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おもしろうてやがてかなしき……
ふと気が付くともう午後4時となり閉会式の時刻だ。第10回という節目となった今回のイベントも、大したトラブルもなく静かに幕を閉じ、それと同時にまるで潮が引くかのように博物館から退出していく旧車の群れ。
このイベントが終わると北海道も夏が去っていよいよ本格的な秋が到来だな、と感慨深くなります。

そして自分も長江のエンジンを始動後、博物館を後にした。
16:29 PM


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博物館から退場後、2kmほどの短い距離ではあるが偶然にもハフリンガーの後ろにくっつきながら走行をした。
現行の軽トラよりも小さく非力でありながらもキビキビとよく走り、リアに搭載した空冷水平対向2気筒エンジンによる独特な金属音が印象に残った。何というか、ガスタービンみたいにキーンという高音が混じった感じです。
やっぱりユニークな車だな、ハフリンガーって。



本日の走行距離:78km