住友赤平炭鉱施設 一般開放

えー、皆様お久しぶりです。なんとか生きているしげーです。
ブログをサボりまくりですね……どうも申し訳ない。
 
こないだの日曜日に開かれた旧住友赤平炭鉱の施設一般開放に行ってきたので、ここで写真などをアップしてみたいともいます。
画像が一部ボケたりブレてたり色調がおかしかったりしていますが、どうか笑って許して下さい。ハ…ハハ……。
 
 
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巨大な住友赤平の竪坑櫓
当日の赤平市は暖かく、しかも抜けるような晴天でした。
ただし岩見沢市から滝川市にかけての道路は濃い霧がかかっていて凍えるような寒さ…バイクの運転は辛かった。
 
 
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今回特別に公開される更衣所兼坑口浴場の建物。立坑から道路を挟んだすぐ向かい側にあります。
なお、立坑とは地下道で繋がっています(さすがに地下道は公開されませんでしたが)。
木が生い茂っていて全体がわかりませんね…。
とりあえずはここから見学。
 
 
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建物内部
画像は明るさを調整しているので少々わかりにくいですが、中は結構暗いです。そして広い。
 
 
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更衣所 窓側
この辺は光が差し込んでいて明るい。
 
 
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住友赤平では、各鉱員の私物管理は天井からワイヤーと滑車で吊るしたカゴを使いました。
ワイヤーの端は奥にあるベンチの背もたれ部のU字金具に南京錠で施錠します。
下にいる人とカゴの高さに注目。
 
 
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カゴのアップ
ヘルメット、上着、手ぬぐい、洗面器、下着などを引っ掛けたり載せたりして使います。
ちなみに三菱南大夕張炭鉱の更衣室も住友赤平と同じ釣りカゴ方式でした。
 
 
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  炭鉱技術 昭和40(1965)年12月号表紙
当時はこんな感じでずっと奥まで大量のカゴがびっちりとぶら下がっていました。
ロッカー式の更衣室と違って足元が広く使え、濡れた手ぬぐいも吊るせばすぐ乾くのが利点でした。
 
 
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巨大な湯船。
仕事を終えた鉱員達はここで汗と炭塵を洗い落とします。
風呂のお湯を沸かす熱源としては、坑内に湧き出すメタンガスや価値の低いクズ石炭が使われました。
 
 
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更衣所奥では地元写真家による写真展が開かれていました。
 
 
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浴室手前の掲示板に貼られたままのポスター。
時は閉山した平成6(1994)年で止まっている。
 
 
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写真展で展示されていた昔の写真。
入浴中の鉱員。
 
 
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斜坑人車による入坑。人車は背もたれを地底側に向けて座る。
1963年に立坑が完成するまでは斜坑で出入りしていた。
 
 
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稼働当時の住友赤平炭鉱。
巻室上部のネオンサインが点灯しています。
 
 
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建物の上面図
 
 
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地元放送局UHBによる取材。この時の映像は10月11日夜6時半頃にOAされました。
更衣所、立坑、自走枠整備工場でそれぞれ撮影していましたが、立坑のシーンで自分も背中だけですが2回写っていたのを確認(笑)。
 
 
続きます。