石狩湾新港 カレイ釣り 不発編

例年よりも雪解けが早かった2019年。4月になっていよいよ春の釣りシーズンが本番ということで、自分もさっそくどこか釣りにでも出かけようかな? と思案をした結果、とりあえず自宅からも近い石狩湾新港に行き先を決めた。
念の為に色々と情報を収集してみると、全域でカレイ類がそこそこ釣れており、ニシン(群来そのものは3月中~下旬で既に終了)も小規模ながら未だに港内を回遊をしているみたいだ。
カレイを狙うかニシンを狙うかで少々迷ったが、ここはカレイの投げ釣りという安牌を選択した(自分は両方を狙う二刀流ができるほど器用ではないので)。はてさて、これが吉と出るか凶と出るか……。

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4月13日(土)
深夜の3時25分に起床。身支度を済ませた後、車に釣り道具を載せて夜も明けきらない中、自宅を出発をした。4:36 AM

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5:05 AM
いつもの西防のゲート前に到着。この辺で空がようやく明るくなってきた。
駐車している車の数は20台前後。土曜日なのでやはり多い。

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ゲートからの砂利道を歩いていると、地面や道路脇の草むらには真っ白な霜が降りていた。どうりで冷えるわけだ。本当に今日は最高気温が15度にまで上がるのだろうか?
砂浜から見える海はベタ凪。風は南東から吹いており少々肌寒い。

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5:22 AM
西防波堤の基部に到着。
内海、外海それぞれに10人位が竿を出している。

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今日は外海に向けて投げ釣りをする(内海側はかなり根掛かりする)つもりなので、足場の良さそうな消波ブロックを探しながらポイントを選定した結果、先端から70~80mほど下がった場所に釣座を設置した。
とりあえずイカの切り身を餌にした胴突仕掛けを一本投げ込んで軽く様子を見てみる。
5:52 AM

仕掛けを投入後、3分とかからずに竿先がムズムズと動き出した。…アタリだ!
だが、ここで焦って早アワセをするとバラす恐れが高いので、10秒ほどしっかりと餌を喰わせてから竿を一気に煽ってリールを巻いた。
おっ?そこそこの重量感だが、果たして……?

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上がってきたのは身の厚い良型マガレイ。こりゃ幸先が良い。

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いきなり釣れると俄然ヤル気が出てくる、という訳ですぐに二本目の竿を出したのだが、以降納竿するまで魚信は無かった。単なるラッキーヒットだったか……残念。

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早朝5時台から吹いていた冷たい南東の風も、9時を回る頃には次第に弱くなり、10時になるとほぼ風が止んだ。と同時に、気温が上昇して少しづつ暖かくなってきた。

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まるで湖のような、波が一切ない海面。
眺めているだけならば趣のある綺麗な風景なのだが、全然釣れないとなると厳しい。周囲の人達も釣果としては手のひら~20cm前後のカレイがポツリポツリと釣れている程度。
結局、自分は戦意喪失のため11:05 AMに竿を畳んで撤収となりました。

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自宅へ帰る途中、他の釣り場も覗いてみる。
樽川埠頭は大勢の常連組がニシン狙いで竿を出しているものの、釣れている様子は全くなかった。昨年の今頃は新港の全域でホッケがものすごい勢いで釣れていたのだが、今年はどうなるのだろう?

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東埠頭
漁協のそばにある漁師直営の売店ではカレイの干物やホタテ貝、ホヤなどが売られていた。

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東埠頭 砂揚場
ここもホッケやニシンの最盛期なら隙間が無いくらいに釣り人が集まる場所なのだが、この日は10人程しかおらず閑散としていた。

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家に持ち帰ったマガレイですが、気になるサイズは30cmでした。捌いてみると腹の中には卵も白子も無かったので、既に産卵期は終わった模様。
このカレイは濃い目の塩水に軽く浸した後、一夜干しとなりました。