石狩湾新港 西防波堤 不発再び編

元号発表&開始の絡みで最大10連休にもなった今年の5月の連休(個人的には元号なんぞ今すぐ消えろ、としか思っていませんが)、皆さんはどのように過ごされたでしょうか?
そんな自分は、昨年春に美味しい思いをした西防のホッケ釣りが忘れられず、性懲りもなく今年もチャレンジをしてきました。なお、事前に調べてみると、規模は小さいもののホッケの群れが入ってきているらしく、4月末頃から石狩ではポツポツと釣れている模様。

……で、その結果は…。

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5月5日(日) こどもの日
夜中の3時に起床し、愛車に釣り道具を積んで4時15分に出発をした。
5月になると昼間は暖かいのだが、早朝はまだ真冬並みの体感気温になる。防寒用の分厚い冬用グローブが手放せない

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西防ゲート前に到着。 4:58 AM
さすがに5月の連休、ハイシーズンなだけのことはある。この時間帯で既に30台以上もの車が停まっていた。

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波の具合は1m前後でややうねりを含む。風はほぼ無風~ごく弱い南東からの風。気温は少し肌寒いかな? くらいの温度。
天気も良いので釣りをするには絶好のコンディション……ただし、釣れれば、だが。

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ゲートから15分ほど歩いて西防波堤に到着。釣座は験を担いで昨年とほぼ同じ位置(先端部から100m手前)にした。
釣り人のほとんどは消波ブロック越しに外海側へ投げていた。

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5:33 AM
早速コマセを撒いて仕掛けを投入した……のだが、何とまったくアタリが無い。絶好の朝マズメだというのに、海中にはコマセを食べに来るエサ取りすら一匹もいないのには参った。
ひたすら虚しくコマセを撒くだけの状況が3時間(!)も続いた。

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8:31 AM
「あぁー、ちっとも釣れねぇな……」
緊張感と集中力が完全に下がりきった時に小さなアタリがあった。軽く合わせると、針先にかかっていたのはミニサイズのガヤ。これが本日初の釣果である。
ここでようやくエサ取りがご登場、という感じか。
こいつらがコマセに夢中になると、その賑やかさに誘われてホッケが集まってくる……といいなぁ。

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だが、その後は

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退屈しない程度に

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エサ取りばかりが何匹も釣れた。
小ガヤ、小ガヤ、小ガヤ、ウグイ、ウグイ、ウグイ、ウグイ……。

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正午近くになるとやや強い北風が吹き出してきた。こうなると内海側はアゲンストとなるのでとても釣りづらい。
結局、一匹もキープが無いまま納竿。本命のホッケはどうやら留守らしく、今日はエサ取り達と戯れただけになった。
13:01 PM

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帰りがけに、暇つぶしも兼ねて他の場所も見てみる。
まずは西埠頭チップヤード手前のフェンス脇。ここは車のすぐそばで釣りができるので人が多かったが、釣れている様子はない。
それと焼き肉をしている家族が何組かいたので、そのいい匂いが漂っていて堪らなかった。ハラヘッタ…。

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いつも混雑している樽川埠頭。
この日は群れが入ってきていないのか、全体的にのんびりムード。

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そしてその背後にある駐車場は凄いことになっていた。
軽く70~80台は駐車していた(花畔埠頭~中央埠頭にかけての道路沿いもかなり凄かったが)。

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放水路横の砂浜。
帰り支度をしているマイボート釣りの人がいたので話を聞いてみると、沖防波堤の外側は北風が強くて波も高いため断念、代わりに港内で釣りをしていたがあまり釣れなかったとのこと。

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東埠頭 砂揚場 15:10 PM
ここも人が大勢いる割には他と同じく釣れていないから静かだな……と思っていた矢先、にわかに騒がしくなった。

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突然、ニシンの群れが乱入してきたことにより、岸壁の雰囲気が一変してお祭り騒ぎとなった。サビキ仕掛けに良型のニシンが3匹、4匹と掛って竿が大きくしなり、クーラーやバケツへ入れる余裕もないので釣り上げたニシンを足元にそのまま積んでいる人もいた。
ほんの数分ほどの熱狂だったが、なかなか凄いものを見た。自分もこういうのにあやかりたいもんだ。

……はぁ、それにしてもキープできる程度のマトモな魚が釣りたい…。