小物釣り 石狩湾新港・西防波堤編

10月21日(日)
4月下旬のホッケ釣り以来、約半年ぶりの単独釣行となります。

愛車の船に釣り道具を載せ、石狩湾新港を目指して自宅を出発。 8:40 AM
目的地までは信号の多い街中をずっと走り続けるので、長距離ツーリング的な面白さは薄いものの、サイドバルブボクサーの牧歌的なエンジン音と振動はいつ味わっても良いものです。
 
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のんびりと走りながら西防波堤のゲート前に到着。 9:14 AM
エンジンを止め、船から釣り道具を下ろしながら周囲に駐車している車を数えてみると15~16台といったところか。そこそこ釣り人が来ているみたいだ。

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砂利道を5分ほど歩くと目に飛び込んでくる北電 石狩LNG火力発電所。4月の時と比べると、覆われていた工事用足場が外されて建物全体の構造がよくわかるようになっている。
 
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波は弱いうねりを含んだ低い一枚波。風はほぼ無風で、真上には太陽が燦々と降り注いでいる。10月中旬の海沿いは風が吹くと恐らく肌寒いだろう、と想定をして着込んだので、逆に好天だと暑くてたまらん……。

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西防波堤に到着 9:38 AM
天気が良くて暖かい絶好の釣り日和なため、交通の便が悪い西防にしては先客が多い。ざっと見で25~30人くらいか。

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サビキ釣りの人たちは基部に固まっていたが、自分としてはわざわざ西防に来てまで人混みの中で釣りをするのは勘弁だし、潮の流れが良さそうな場所を選びたかったので、春のホッケ釣りとほぼ同じ場所に釣座を設置することにした。
先端近くでは、サビキではなく投げ釣りや根魚狙いの穴釣りをしている人たちが多い。
 
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早速バケツを開いてコマセを数杯撒いた……が、魚影は見えない。 9:46 AM
基部周辺で集中的にコマセを撒かれて、そっちの方に群れが引っ張られているのかもしれない、と若干心配になったが、程なくして小ゾイ、ウミタナゴ、そして本命のチカらしき魚影が水面近くに集まりだした。たまに細長い黒色のエンピツっぽい魚がチラチラと泳いでいるが、これはもしかしてサヨリか?
さて、海中も賑やかになって頃合いもそろそろ良い具合だろう。ここで先月下旬に新調した3.6mの万能延べ竿(アメリカ屋漁具で980円)に、市販の4号ハゲ皮チカ用サビキを結び、コマセに夢中になっている魚群にめがけて投入をした……のだが、なぜか全く見向きもされない。あれ? もしかして、ここのチカは結構スレてる?

この後、30分ほどコマセを撒きながら誘い続けたのだが、釣れたのはチカ3匹とカタクチイワシが5匹ほど。これは何だかイヤな予感がするぞ……。


だが、そのような心配は数分後に消し飛んだ

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チカの繊細なアタリとは全く違う、針がかりと同時に竿先を一気にしならせる強い引きと派手な横走り……突如としてサバの群れが入ってきた。型は手のひらサイズとはいえ、引きは大きいので意外と楽しめる。

この群れにより、ポンポンと連続して小サバを上げたのだが、11時半過ぎから急に海からの冷たい風が強く吹いてきたのと、コマセを食べて満腹になった(?)群れが何処かへと移動してしまったことにより、パッタリと釣れなくなってしまった。
釣りはじめてから1時間半くらいしか経過をしていないけれど……まぁ、いいか。もうちょっと粘りたかったが、今日はこれで納竿としよう。

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帰る途中に樽川埠頭へと寄り道。
西防波堤と比べると群れが来ていないのか、あまり釣れている様子がない。小サバやチカが1匹単位でポツリポツリと釣れる程度だった。

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それにしても樽川は人が多い。
さすがにここまで人が多いと、落ち着いて釣りができそうにない。
10分ほど釣り人のバケツを覗き込んで冷やかした後、自宅へ帰ることに。
 
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今回の釣果。
小サバ:10匹
チカ:6匹
カタクチイワシ:5匹
魚種不明(子ニシンか?):1匹
なお、今日の釣りでウグイ、ウミタナゴ、小ゾイなどの外道は1匹もかかることはなかった。毎回こんな感じだと嬉しいのだけど。

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釣れた小サバの中で一番大きいサイズは23cm。これくらいのサイズになると、小サバと言えども食べごたえはそれなりにある。

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軽く触れただけですぐに鱗が剥がれるカタクチイワシ。サイズは7~8cmほど。
小サバは味噌煮、チカとカタクチはパン粉を付けてフライになりました。

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釣り道具を片付けて魚も処理をした後は、愛車に乗ってセルフのガソリンスタンドで6リットルほど給油をした。店頭にある看板を見ると、レギュラーの価格が158円/1Lとなっており、先月上旬と比べて10円近くも値上がりをしている。
先日のテレビや新聞の報道だと、原油相場の影響で今週の中頃~来週にかけて多少は値下がりをするとされているが、さてどうなることやら……。