チリの落盤事故

落盤により銅鉱山の坑道奥に閉じ込められていた鉱員33人全員が、69日ぶりに無事救出されたのは世界的な大ニュースになっています。…が、Googleやヤフーブログ内の検索で調べてみると、どうやら炭鉱で発生した事故と勘違いしている人が多いみたいです。
まぁ、日本だと【鉱山の事故=炭鉱】みたいなイメージが強いですからね。
 
もし炭鉱に閉じ込められていたら差し入れのタバコは吸えず、安否を伝えるビデオカメラも使えなかったでしょう。それと炭層から湧出するメタンガスによる窒息や自然発火の危険性もあります。
しかし小口径(54cm)とはいえ、700m近い救出用立坑の掘削は早かったな。最初は貫通予定が11月頃と言われていたけれど、これだけ迅速だったということは地山が安定していて地下水の影響も無かったからだろうか?

昨日の北海道新聞朝刊にはこのチリの救出劇に絡めた、夕張新鉱事故の被災鉱員と炭鉱長のコメントがあったのが興味深かったです。
 
そして明日は北炭夕張新鉱のガス突出事故が発生した日です。
 
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