先週のことになりますが、6月3日・4日に札幌のつどーむで開催されたサマーバイクフェアと北海道オールドカーチャリティミーティング（これは4日のみ）について簡単に書いてみたいと思います。
サマーバイクフェアの初日。天気はどんよりとした暗い曇り空。札幌は10日ほど前から天気が安定しない。
昼過ぎに自宅から自転車でふらりと出向いた
以前の記事で既に書いたことだが、この催しに参加するバイク店が減ってきているのが気がかりだ。
お客さんの数も土曜日の昼間にしては少なく感じる。
さて、今年も大阪から門真ナバホがウラルサイドカーを持って札幌へやって来ました。早速あいさつをしてブースへお邪魔することに。
1年ぶりにお会いした山野社長とは、ウラルや長江の話で盛り上がった。
今回のイベントで展示をしているウラルは1WDのM70（大型二輪免許が必須）。まるで70年前にソビエト軍で使われていたM72を彷彿とさせるモデルです。
2WDのギアアップやパトロールとは本車のフレーム形状が違います。フロントフォークもゴツいアールズではなく、一般的なテレスコピックです。燃料はもちろんFI。
少しだけ跨がらせてもらいましたが、年を追うごとに精度が向上しているようにも感じました。ただし山野社長曰く「新車でも細かいトラブルは多いよ」とのこと。
近くのテントに展示してあったアプリリア RS4 50。「イタリア生まれの走る癇癪玉」と言われていたRS50の後継だ。
250ccバイクと言われても信じてしまうくらいに大柄な車体です。
そして値段も50cc原付とは思えないくらいにご立派……50万円近いとは。だけど国内メーカーのNS-1やNSR50などがとっくの昔に絶滅してしまった現在、唯一新車で購入が可能なスポーツタイプの2st原付である。
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
6月4日
今日はバイクフェアの隣でオールドカーチャリティミーティングが開催されるのだが、昨日と同じく、朝から重たそうな灰色の雲が空一面に低く広がっている。天気予報を調べても今日の昼間の天気は降水確率が高すぎて全く期待できない。
今年初のイベント参加（※）なのだが、ため息をつきながら思案する。どうしようか……。
※ 本当は5月14日に道の駅樹海ロード日高で開催されたオールドカーミーティングが今年初の参加となるはずであったが、エンジンのオイル漏れが酷くて直前で辞退しました。
空を見つめながらかなり迷ったものの、結局1時間遅れでイベントへ参加することに。受付で参加料を支払い、出入り口近くの場所に長江を停めた。10:55 AM
既に地面はしっとりと濡れています。
札幌市内でこの手の旧車イベントが開催されるのはかなり珍しい（大抵は小樽、苫小牧、岩見沢など札幌の近郊で開かれる）のですが、天気がこうも悪いと参加率もテンションも下がります。
立地もスペースも悪くない（むしろ良い）ので、もしも天気が晴れていたら倍以上は確実に車が来ていたんだろうねぇ……。せっかく借りた広場も参加台数が少ない（45台前後か？）ので寂しい感じになってしまった。
傘が手放せないほどの雨、とまではいかないものの、霧雨みたいに細かい雨が降ったり止んだりというイヤな状況。そしてとても寒い……なんとこの日の札幌の最高気温はたったの13度。まるで季節の針が2ヶ月ほど逆戻りしたみたいだ。
このような天気でもギャラリーはそこそこ来ていたのですが、やはり雨と寒さで足早に見て帰る方が多かったです。
隣のバイクフェアの会場を覗いてみても、これほどまでに天気が悪いと訪れるお客さんもまばらです。バイク店のブースや飲食物の屋台もこうなっては手持ち無沙汰。
接客中の山野社長も「冷蔵庫の中みたいに寒いな」とボヤいていた。
250オフ車をスノーバイクへと改造する後付けキット。
14:30 PM
悪天候のせいで少々盛り上がりに欠ける感じでありましたがイベントは終了。広場から次々と車が退出していきます。
本日の個人的ベストショットは、タウンエーストラックの荷台に積載して会場を後にするシュタイヤープフ ハフリンガー。ハフリンガーがどれほどコンパクトな車体か、とてもよくわかります。
次に参加するイベントは6月25日の富良野（クラシックカーミーティングinふらの）を予定しています。今度こそ天気に恵まれるといいなぁ。
