バイクにバックギア

長江にはなんと、バックギアが標準で付いています!
(注意:CJ750M1MとM1Sのみです。無印M1にはアリマセン)
 
……と大声で言うほどの機能ではないのですが、観光地の駐車場などで移動させる時に、おもむろにバックでスルスルッと動かすと、周りで見ているギャラリーからは「おぉ~」「バックなんてできるのか!?」と小声が聞こえてきます。そして運転している自分は「してやったり」と内心ニヤニヤします(笑)。
自宅車庫での出し入れにも便利なので、地味ながらも手放せない機能です(なにせ燃料込みで350kg近い重量だしね)。
なお、兄弟車であるウラルにも同じバックギアが搭載されています。
 
使い過ぎると壊れる、後輪側が上り坂だと動かないと噂される、ゴールドウイングなどの電動モーター式リバースとは違い、長江のは自動車と同じ方式なので、どんな状況でも確実に動きます。ただし、車とはやや違うハンドルの切れ方をするので、慣れないうちは注意が必要です。深く切ってしまうと、それこそ勢い良く「グルンッ!!」と回ります。これは怖い。

 
イメージ 1
エンジン左側面
滲んだオイル汚れが…。
 
※長江のバックギアの使い方
 1:バイクを停めて1速orニュートラルに入れる。
 2:クラッチレバーを握り、左足のかかとを使ってバックギアレバーを後ろへ倒す。
 3:後方の安全を確認しつつクラッチをゆっくり繋いで後退。
ちなみにバックギアレバーを前に戻すと、強制的にニュートラルに入るので初心者でも安心です。